ぶんぶんごまからベンハムの独楽へ

ベンハムの独楽の模様と手作りのおすすめ,Benham's top patterns and handmade recommendations,贝纳姆陀螺的图案和手工制作的推荐

    こんな丸いパターンをネットで見た事はありませんか。ベンハムの独楽と言われるものだそうですが、個人的に、駒と言えば、極めてアジア的なおもちゃであるイメージがあります。日本昔遊びの紹介や古い玩具展示に、必ず木製の独楽を見ますので、それが何故ヨーロッパ的な名前が付いているのかね~。

    ちょっと前に、古いブログの記事を整理していると、娘の幼稚園時代に遊んだぶんぶんごまの記事「懐かしいぶんぶんごま、知らない人はいますか」がありましたので、紐さえいらない回転ごまなら、今でもすぐに作って遊べますが、単に回転する独楽はすぐに飽きるけれど、模様を付けると楽しいかも、そんな事が脳裏浮かびました。

    昔テレビの番組でも何度か、独楽遊びや視覚の誤認識で丸い模様を回す実験などを、家事をしながら見た事があった気がします。ググってみたところ、ベンハムの独楽に辿り着きました。

    ベンハムの独楽・・・・・・どこかで聞いた事があるような気がしますが、知らないような気もします。

wiki によるベンハムの独楽とは

    イギリスのおもちゃ製造業者であるチャールス・ベンハム(en:Charles Benham)の名に由来する独楽(こま)であり、1895年に、表に白黒の模様を塗り分けた独楽を発売した事で、世界中で有名となりました。特に主観色(錯視)の実験として現在まで有名です。

    それまでにアジアで遊ばれて来た独楽はシンプルなカラー模様があり、回転混色を楽しむものはありましたが、多種類の白黒模様で錯視を確認できるのがベンハムの独楽と言う訳です。似て非なるものでしょう。

ベンハムの独楽のパターン集

    アイキャッチに使わせて貰った模様もベンハムの独楽のパターンです。検索して見ると、他に代表的な模様に、以下のようなものがありました。

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ベンハムの独楽は簡単に手作りができます

    イギリスのおもちゃ屋さんは木製のベンハムの独楽を販売しましたが、アジア各国では、現在も多くのプラスチック製独楽が販売されています。

    メーカーさんには申し訳ありませんが、管理人は子供に独楽を買い与えた事は一度もありません。正直に言ってしまいますと、木製ならまだ良し、プラスチック製は地球環境を破壊するゴミでしかないし、簡単に手作りできる独楽は、手作りする事から始める事に意義がると思っています。

    ベンハムの独楽って実は、作り方が非常に簡単で、一言で言えば、プリントアウトした模様を再利用できる厚紙に貼り付け、はさみで丸く切ってから、中心に爪楊枝を挿せば出来上がりです。いらなくなったCDに模様を貼り、中心の穴にビー玉をボンドで付ける作り方もあります。

    簡単に言い過ぎましたでしょうか。近いうち、実際の作り方を GIF 動画にしてみましょう。

ベンハムの独楽の楽しみ方

    楽しむと言っても、主に錯視の観察なので、小学校高学年以降にお薦めです。ベンハムの独楽は、白黒模様なのに、回転させると、特に中・低速になるに連れ、錯視によって色が見えて来ます。

    何色に見えるかは、人それぞれ違うらしいです。また、同じ模様を細かくして行っても、錯視の加減はそう変わらない事が分かっています。錯視が起こる原因も未だ科学的に完全な解明は出来てはいないそうです。

    最初にこの現象を提唱した心理学者のグスタフ・フェヒナー(1801-1887)は、この白黒パターンの回転によって見える色を「主観色」と呼んでいました。ちょっと専門的な知識ですが、少し知った上なら、ベンハムの独楽の楽しみ方も違って来ると思います。

    管理人の場合、回転による模様の変化は確認できましたが、違う色に見えるかと言うと、正直、あまり色の認識をした事がありません。周囲の身内に何人にもテストをさせましたが、見えると言う人の後に見ても、あまり見えませんでした。ベンハムの独楽の白い模様部分が、回転による残像なのか、うっすら黄色みかかったように見えるのせいぜいでした。

    管理人のように、ベンハムの独楽で違う色が見えて来ない人は、ネットで見る限り、結構いましたね。理由は解明できませんが、他の色が見えて来ないのも、また主観色である事は違いありません。

主観色と錯視と残像について

    白黒模様のベンハムの独楽を、回転させる事で、本来そこに無い色が見えると言うのは、人間の視覚のメカニズムによって、生じた錯視の結果です。

    人間が色を感じるメカニズムは、波長の異なる光を感知した際に、それぞれの波長によって色の感覚として、脳が処理を行います。

    色彩感覚とは、人間の脳がこの世界を理解させる為の方法の一種で、正しく言うと、主観的な脳内処理であるわけで、それぞれの人や動物が見ているのは、厳密に言えば、全てがそれぞれの異なる色です。それをこの世界で定義された色の名前で情報交換が行われ、自分が他人と同じ色を見ていても、同じ色を感じているわけではないのです。

    更に極端な話、同一人物でも昼と夜で見る色は違うが、脳内での情報処理としては、同じ物=同じ色で認知されます。その人それぞれが感じる色は「主観色」であり、他人が見えない色でも見える事があります。

    ベンハムの独楽は主に「主観色」を体験する事ですが、模様によっては錯視、残像を体験する事もできます。

    錯視とは、人間の視覚メカニズムの誤差の一部で、例えば色彩信号を感知する速度は、網膜と視神経で僅かな差があり、普段の生活リズムでは特に気になるレベルではありませんが、はっきりとした色の切り替え時にその差を感じられます。

    密度の高い曲線や対照的な色を使った模様をじっと見つめると、静止画なのに動いているように見える時があり、それも視覚が色彩信号の受信速度の違いによるものです。

    また、ある一点を暫く見つめてから、視線を別の所へ移しても、見つめていた点が映像として残る事があり、それが「残像」です。明るければ明るいほど、映像がより鮮明に残ります。

    そして、色彩感度には、人に感知され易いよう、対照的に感覚に訴える事があります。例えば同じ「灰色」を白い背景に置くと濃く感じられ、黒い背景に置くと薄くかじられる事があります。

    それらの主観色、錯視、残像をぜひ手作りのベンハムの独楽で体験しましょう。

    ベンハムの独楽とは別に、カラーのパターンで楽しむと言う事もあります。それから、個人的に気になる模様をなんでも回してみると言う楽しみ方もあります。こちらは、また別の機会に書きたいと思います。