2021年3月25日（木）☀
まだまだ、ステイホームが続いております。コロナの情勢はどうかと言うと、感染力の強い変異種が２～３種類見つかり、一旦減少傾向に向かった感染がまた増えて来て、第3波と呼ばれています。
待ちに待ったワクチンは、数ヵ月経っても、まだ全然私たちの所には来ません。異常事態が長引いています、家族は皆理解しています、不満は言いません。ただ、時々開放感を味わわないと、心も精神も疲弊してしまいます。
先週の土曜日、子供たちの休みと合い、揃って他に用事がないので、娘から深夜ドライブで築地大橋の夜景を見に行こうと提案して来ました。暫く夜のドライブも行ってなかったので、一気に盛り上がり、ネットで見た築地大橋の夜景がライトアップされていて、あまり情報収集も出来ないまま、勢いで行きました。
築地大橋の画像は美しく、ブルーにライトアップされ、かなり期待していましたが、実際に行ってみると、ライトアップしていませんでした。えっなんで？今日に限って？と焦り、そう言えば築地大橋の全景が見えるスポットも調べてないと気づき、そして、一番困ったのは駐車場が無くて、近くで有料駐車場でもと思いながら3～4周回ったのに、見つからなくて、ウキウキだった気持ちが半減しました。
終いには歩道に上がる為の階段下に路駐しましたよ、すぐ横が大型マンションが連なり、この時期だからか、出入りする人も少なく、それが幸いでした。築地大橋の袂で路駐なんて、きっとこの時期にしかできなかったことですね。
旧築地市場の整備が終わるころ、駐車場もできるでしょうか、でないと幻の夜景スポット？になりますね。穴場と言えば穴場でしょうが、駅からも結構距離があり、1年以上もろくに運動していなかった私たちには、とても元気に往復できる自信がありません。ヘトヘトになりながらでは、楽しい事も楽しく無くなります。
それでも、築地大橋の夜景自体は綺麗でした。家族で楽しく写真を撮り、談笑ができ、癒された事は確かでした。
築地大橋の歩道から見る夜景
情報不足でしたので、歩道からしか写真は撮れませんでした。筆者も知ってる事と言えば、築地市場の移転で豊洲大橋と同時に、2018年末頃に開通したこと、アーチ型橋の両側には歩道がある事、以前テレビのニュースで覚えていました。
ただ、隅田川沿いに立つ高層マンションやビルのライトが集まった様は、夜空に美しく映え、その様子が隅田川の水面にも映され、それはもう、無条件に「綺麗～」とため息が出ます。橋の通行人は、数分毎に一人か二人である状況を確認してから、私たちも少し散歩を楽しみました。
勝どき地域から中央区に向かう方向で歩きました。橋の欄干にはしっかりと「築地大橋」の刻印がありました。
これが一番好きな写真です。隅田川の両岸にある高層建築群の放つ光が、水面に、逆さに映され、その光が小さな波に揺らり揺られて、とても幻想的です。
筆者は下町育ちで、高校は浅草近辺でしたので、30年前に友達ともんじゃを食べに、何度か勝どき地区に来た事がありました。過去の記憶と全く違う顔を見て、驚きました。開発が進むニュースを度々見ていましたが、思ったよりも多くの高層マンションが群立していましたね～この辺の浸水率を考えると、近年の異常気象で大丈夫ですか？ま、だから高層でしょうか。
反対岸の中央区側は高層ビルの群れ、暗くてわからないが、浜離宮がある筈ですので、密集していないように見えます。真ん中に東京タワーが見えますよ♪なんだかお得な気分です。
築地大橋の両側が歩道で、間に車道があり、車道の向こうに見えるのが、かつては隅田川下流最後の橋であった勝鬨橋です。ダブルアーチがデザイン的に可愛くて、築地市場の人気に引っ張られ、有名な橋ですね。
勝どき地区のタワーマンション群です。住民たちは毎日窓からこんな素敵な夜景が見えるんですね。不動産情報で物件を見ると高いし狭いし、と思っていましたが、この辺のマンションの価値には、美しい夜景も含まれているんでしょう。
これは･･････、これらの高層マンションやタワーマンションの入居率って、ひょっとして夜景を盛り上げる要素では？w
唯一口惜しいのがこのライトアップのない築地大橋です。悔しい～です。いつならライトアップが見られるのか、見つけやすい情報が欲しいですよね。
築地大橋のライトアップ情報
今回は歩道からの写真だけを撮って、帰って来てから色々疑問を解消する為に、情報を調べましたので、順序が逆になりましたが、さすが情報化時代にできた橋なので、ググると情報自体は、沢山ありました。
ブルーライトアップはコロナ時期に医療関係者を応援する為のもので、以前に行ったレインボーブリッジと同じでした。情報元は中央区民マガジンで、アイキャッチの画像もそこから引用させて頂きました。アイキャッチであ「あれ、この写真は？」と思った方、そう言う訳なんですよw
中央区民マガジンから、更に築地大橋の美しい写真を、以下に引用します。公人の区民向けマガジンなので、著作権などトラブルにならないと思いますので、当日見られなかった筆者も子供たちと一緒に写真で堪能したいと思います。
こんな綺麗なライトアップだったんですね～、私たちが夜9時頃、現地に着いてますので、本来ならライトアップを見る事が出来る筈でした。ライトアップが終わると言う情報も見つからなかったので、ついてないな～と思うしかありません。
そして、中央区民マガジンの情報によれば、築地大橋の全体像を綺麗に見る事ができる場所は、隅田川テラス！ですよ。やはり勢いだけで行動するのは、あまり利口ではないですね。
下記地図を見て下さい、隅田川テラスはすぐ近くにありましたが、築地大橋の橋詰でも、橋の全景を見渡す事が出来ますが、すぐ横なのに、気づかずに行かなかった事を、すごく後悔しました。
築地大橋に纏わる情報
築地大橋は隅田川の最も下流にあり、隅田川を渡る為の橋で、全長245m、幅は両端が約32m、膨らんだ中央は48m、曲線が美しい橋です。築地市場跡の整備がもろもろの事情で遅れている為、現状はまだ暫定開通しているそうです。
築地大橋は無名だった建設計画当初から、「観光の名所となる」目標があり、両側の歩道は緩やかに川へ膨らんだ形になっているのは、景色を楽しむ観光客が快適である事への気遣いだったのです。
築地大橋の建設設計、施工など、実務レベルの情報を、下記サイトを見た時は、ちょっと嬉しかったです。昭和時代と平成初期では、なかなかここまでの情報を目にする事が出来ませんでした、現場経験者若しくはファンや興味がある素人が見ると、結構楽しくなる情報が載ってあるサイトです。
ちなみに、上記サイトで見た築地大橋の全景がこちらの引用画像です。
最も大きな特徴として、横繋ぎ材が全くない事が挙げられます。両側のアーチが約14度外へ傾けています。格別な開放感があります。
こんな大きな橋はどう建設されるのか、考えた事はありませんか？築地大橋の場合は、橋梁自体工場で組み立て、曳舟で水路を使って、大型クレーンで釣り上げた状態で運んで来て、両側の橋げたに架設したもので、Youtube には、業者さんとメディアが出した動画がありました。
そして建設業者は下記コンサル会社で、同じく画像と情報満載で、先ほど触れた架設動画も見る事が出来ます。築地大橋を一層理解する事ができると思いますよ。
上記サイトからお気に入りの一枚を引用します。
角度と高さから見て、個人では撮れないような画像です。築地大橋と勝鬨橋を一望でき、隅田川の美しさと相まって、現代東京の景観に貢献しています。ずっと眺めていたい景色ですね。
今度は、ちゃんと橋詰と隅田川テラスも、一緒にまわって来たいと思います。
