懐かしいぶんぶんごま、知らない人はいますか

懐かしいぶんぶんごまの作り方と遊び方と注意事項,How to make the nostalgic Paper Spinner and how to play with it and notice,值得怀念的ぶんぶんごま的作法和玩法和注意点

080218（月）☀

娘が小学校の帰りに、「今日の宿題はこれをぶんぶん鳴らす事なんだって」と言って、カバンから出したのが、この「ぶんぶんごま」です。

懐かしい♪ぶんぶんごまの原理は糸の捻じりを利用して、高速回転させる駒から、風切り音を出して、その音を楽しむ玩具です。こまには「駒」と「独楽」の漢字が当てられますが、普通はぶんぶんごまと、仮名で書きます。

ぶんぶんごまの回し始めはちょっとコツがあります。紐の両側を摘まんで持ち、一方向へ円を描くように20～25回まわしてから、両手をリズミカルに外側へ引き広げ、それから内側へ緩め、捻じる力を感じながらそれを引っ張って、緩めると繰り返します。

持ち帰ったぶんぶんごまは、画用紙で作った薄いもので、暫くぶんぶん鳴らす練習をしていると、真ん中の穴が紐の捻じりに負けて、どんどん広がって、10分ほどで回らなくなってしまいました。

普段そこにあっても遊ばないのに、壊れたぶんぶんごまを見て、デンデンは涙目をして「もう１回作る」と意地を張り、ちょっとびっくりです。種類は違うものの、他にもぶんぶんごまがあるのに。

うちにはファミレス類の店で貰った、お子様メニューのおまけが沢山あり、その中にもいくつかぶんぶんごまがあります。たとえば下の画像のプラスチック製ぶんぶんごま、笛のような音が「ヒュー、ヒュー」鳴ります。これも同じ原理のぶんぶんごまで、それぞれのぶんぶんごまにはそれぞれの風切り音があるよとデンデンに教え、ジャンボも交えて、みんなでぶんぶんごまを鳴らして遊びました。

ぶんぶんごまは幼稚園児から出来る簡単な工作です。

必要な材料は、① 牛乳パック or トイレットペーパー芯（廃材利用）、② 1～1.2mのタコ糸、木工ボンドです。必要な道具は、① はさみ、② 錐、③ カラーペン、④ クリップや文鎮等です。

ボタンサイズ～ペットボトルの直径までの大きさを目安に、丸でも四角でも、他の形でもいいので、好きな形に切って駒を作ります。駒の厚さは2mm以上にすると安全ですよ。薄い材料しかない場合は、木工ボンドを全面に塗って、文鎮などの重りを乗せて乾燥させると、ぶんぶんごまがかなり補強されます。中心から直線的に左右5mmくらい離れた所に、錐で穴をあけ、タコ糸を通します。

ぶんぶんごま工作で最も難しいのは穴開け作業で、危険が伴います。子供は無理せず、大人にお願いしましょう！タコ糸は両端をセロハンテープで円錐に巻くか、糊で尖らせて固めるかにすると、通しやすくなりますよ。

管理人の幼年時代に、母は何かと忙しく、構ってもらえませんでしたが、近所のお姉さんが作ってくれたのが、ボタンの穴に紐を通しただけのぶんぶんゴマ、それなりに楽しく遊べたが、こちらはあまり「ぶんぶん」と大きな音が鳴らず、ジ～ジ～と音階の高い個性のある音で、それもまた綺麗な音でした。